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Robinhood株価分析:なぜ急落したのか?

目次

Robinhood株価分析:なぜ急落したのか?

『OUT-STANDER』による現状分析

Robinhoodのリスクスコア
OUT-STANDERスコア基準

『OUT-STANDER』の算出結果:
・スコア:83(不安定)
・3/29(候補日)に向かって下落の勢いが加速中。
・現状、株価の底値が見えない状況。

5つの詳細な指標

(1)リスクに対するリターン

Robinhoodのリターン推移

・年換算で47.6%の下落。市場に対して54.5%の劣位。


(2)最大下落率

Robinhoodの最大下落率

・最大下落幅:▲53.4%(×)
 段々と落ち込みが深くなり続けている。


(3)感応度

Robinhoodの感応度と説明係数

・市場との相関は、中期で38%。直近で52%。
 (個別株としては、市場との相関は比較的に高い。)

・感応度は、中期で3.6。直近で2.8。
 (市場との共通要因に対して異常に大きく反応する。) 


(4)ボラティリティ

Robinhoodのボラティリティ推移

・中期で72%。短期で58%。 (ボラティリティは異常に大きい)

・12月から1月上旬にかけてボラティリティが一時的に縮小。
・2月にボラティリティが垂直的に急上昇。


(5)私設取引所の状況

Robinhoodの取引高と空売り比率


・2月中旬以降に空売り比率が上昇。連日で50%超に。
 (ただし、空売り比率が高くなったのは急落後。)

2月以降に急落した理由

(1)12月以降で、機械的な利益確定売が出ており下落傾向だった。
(2)2/2:暗号資産の急落によってRobinhood株も売られる。
(3)2/10:決算の数字が市場予測を下回った(第4四半期に減速)
⬇︎
・現物の投げ売りが始まり急落が決定的に。

ゆえに、
◽️ 現在状況の結論

Robinhoodのリスクスコア

『OUT-STANDER』の算出結果:
・スコア:83(不安定)
・3/29(候補日)に向かって下落の勢いが加速中。
・現状、株価の底値が見えない状況。

Robinhoodの価値と時価の比較

Robinhoodの
時価は価値に比べて、

割高(+32.1%)

以下、
理由、、、

Robinhoodの理論株価は?

FCF(フリーキャッシュフロー)モデルで算出する。

【企業価値=FCF÷(割引率−成長率)】

RobinhoodのCFO(営業キャッシュフロー)推移

・21・22・24年はマイナス。
・23・25年はプラス。

なぜCF変動が異常に大きいのか?

理由はビジネスモデル。

・オプション取引の仲介:42.7%
・暗号資産の販売   :34.2%
・株式の仲介     :11.5%
・その他(先物・予測) :11.5%

Robinhoodの収益内訳

いずれも高頻度の売買によって稼ぐ構造。
だから、上昇傾向の強気相場の時には収益やキャッシュフローが大きく伸びる。

しかし、
下落傾向の弱気相場の時には収益やキャッシュフローが大きく減る。
(買いたい個人やマーケットメイカーが激減するので売買が成立しにくくなるから)

ゆえに、
相場に非常に大きく左右される事業構造なので、

RobinhoodのCF(キャッシュフロー)の変動は非常に大きい。

つまり、
Robinhoodの今後のFCFの推移を予測したとしても、
予測値の不確実性が大きい。

【企業価値=FCF÷(割引率−成長率)】

なので、
分子のFCFと分母の成長率に
仮に25年の過去最高実績を用いたとしても、

・FCFの変動が大きい。
⬇︎
・割引率が高くなる。
 (通常は8%から10%。Robinhoodは14.8%)
⬇︎
・企業価値が低くなる。

結論:現在の株価は「割高」

Robinhood株の価値は、

・価値:$ 52.5
・時価:$ 72.4

割高(+32.1%)

なお、
リスクまで考慮した場合での
市場(オルカン)との相対効率では、

Robinhood 対 市場
  ▲0.98 : 1.00

以上、
「Robinhood:株価分析」
でした。

あなたのとても貴重な時間にて
文章を最後までお読みくださり感謝しています。
いつも本当にありがとうございます。

白坂 慎太郎

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この記事を書いた人

白坂慎太郎(STAR SOLEIL PTE. LTD. CEO / シンガポール在住)
不確実性の高い市場で戦い続ける起業家としての経験を経て、シンガポールにてSTAR SOLEIL PTE. LTD.を設立。独自のAIクオンツ分析により、多忙な経営者や専門職の方々が自らの判断で市場を捉えるための高度な分析インフラを提供している。

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