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Workday株価分析:なぜ急落したのか?

目次

Workdayの株価はなぜ急落したのか?

『OUT-STANDER』による現状分析

Workdayのリスクスコア
OUT-STANDERスコア基準

『OUT-STANDER』の算出結果:
・スコア:89(不安定)
・3/24(候補日)に向かって下落の勢いが加速中。
・現状、株価の底値が見えない状況。

5つの詳細な指標

(1)リスクに対するリターン

Workdayのリターン

・年換算で50.7%の下落。(市場に対して58.6%の劣位)
・市場との共通要因で+19.3%。個別株の要因で▲77.9%。

(2)最大下落率

Workdayの最大下落率

・最大下落幅:▲47.8%(×)
 段々と落ち込みが深くなり続けている。

(3)感応度

Workdayの感応度と説明係数

・市場との相関は、直近で15%。
 (市場が1%上昇した時に、1.47%下落)

(4)ボラティリティ

Workdayのボラティリティ

・中期で41%。短期で53%。
・ボラティリティは大きくて、しかも拡大傾向
 (下落傾向でのボラティリティ拡大≒急落)

(5)私設取引所(機関投資家)の状況

Workdayにおける機関投資家の動向


・大抵の営業日で、空売りが50%を超えている。

・ヘッジ目的でのプットオプションの購入や
 マーケットメーカーによるヘッジが非常に盛んだった。

2月以降に急落した理由

前提:
・Workdayの最高値は、2024年2月。2年間、最高値を更新していない。
・2026年1月:機関投資家が決算発表前に機械的にプットオプションを購入。
   (下落傾向なのにボラティリティが縮小)

(1)2/3のClaudeショックでボラティリティが急拡大。
(2)2/26に決算発表。内容は良かったが、株価の傾向を変えるには至らず。
(3)現物売りが約定しにくくなっているので株価が急落している

ゆえに、
◽️ 現在状況の結論

Workdayのリスクスコア

『OUT-STANDER』の算出結果:
・スコア:89(不安定)
・3/24(候補日)に向かって下落の勢いが加速中。
・現状、株価の底値が見えない状況。

Workdayの理論株価

Workdayの
時価は価値に比べて、

割安(▲15.5%)

以下、
理由、、、

株価の定量分析

【株価=EPS(1株当たり純利益)× PER(株価収益率)】

Workdayの
EPS(1株当たり純利益)は、

+115% / 年
(基準2022年のEPSが小さすぎるため)

WorkdayのEPS推移

なお、
EPSの成長の97%が当期利益の増加が要因。

WorkdayのEPS内訳

なので、
もしPER(株価収益率)の方が一定だとしたら、
Workdayの株価は上昇する。

そして、
WorkdayのPER(株価収益率)は、
期間全体で見た場合は、

▲68%。

WorkdayのPER推移

なお、

PER(株価収益率)の変動に
最も大きな影響があるのは、
ROE(自己資本利益率)。

Workdayの
ROE(自己資本利益率)は、
期間全体だと、

+82% / 年
(基準2022年のEPSが小さすぎるため)

WorkdayのROE推移

ROEの構成要因は、
・94%が当期利益率
・残り6%がその他(総資産回転率と財務レバレッジ)

WorkdayのROE内訳

ROE(自己資本利益率)が伸びているのであれば、
PER(株価収益率)は上昇が合理的。
(ただし、基準2022年のEPSが小さすぎるので参考程度)


なので
株価傾向に関しては、

・EPS(1株当たり当期利益):+ 115% / 年

・PER(株価収益率)    : ▲ 68% / 年
⬇︎
・株価          :+ 47% / 年

Workdayの理論株価は?

FCF(フリーキャッシュフロー)モデルで算出する。

WorkdayのCFO(営業CF)の推移

前提1:
【企業価値=FCF÷(割引率−成長率)】

前提2:
Workdayは、人事系ソフトでシェア1位企業

HCM(人事系ソフト)業界のシェア

前提3:
人事系ソフトは、比較的に市場規模が小さい

業務用ソフトの市場規模

前提4:SWOT分析

・強み:人事系ソフトでシェア1位。顧客の切り替え費用が非常に高い。
・弱み:FCFの104%を自社株買い。(多額の株式報酬 →株の希薄化 →自社株買いで希薄化の解消)
・機会:AIによってソフトの高付加価値化。
・脅威:顧客企業の席数(利用者数)減少のリスク。

WorkdayのSWOT分析

要するに、
Workdayにとっての最大の脅威は、

△:10年後にAIエージェントに代替されているリスク
◎:「席数×1人単価」という課金体系のリスク

よって、
Workdayの成長率は
今後も、2.5%が永続で想定。

WorkdayのFCF(フリーCF)推移予測

結論:現在の株価は「割安」

Workday株の価値は、

・価値:$171
・時価:$148

割安(▲15.5%)

なお、
リスクまで考慮した場合での
市場(オルカン)との相対効率では、

Workday 対 市場
  0.65 < 1.0

以上、
「Workday:株価分析」
でした。

あなたのとても貴重な時間にて
文章を最後までお読みくださり感謝しています。
いつも本当にありがとうございます。

白坂 慎太郎

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この記事を書いた人

白坂慎太郎(STAR SOLEIL PTE. LTD. CEO / シンガポール在住)
不確実性の高い市場で戦い続ける起業家としての経験を経て、シンガポールにてSTAR SOLEIL PTE. LTD.を設立。独自のAIクオンツ分析により、多忙な経営者や専門職の方々が自らの判断で市場を捉えるための高度な分析インフラを提供している。

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